【Illustrator】テキストのフォントが調べられる!新機能『Retype』を使ってみた

Illustratorで新機能『Retype』のベータ版が利用できるようになりました。
なんとラスター画像やアウトライン化されたテキストでどのフォントが使われているか識別できる
とのことなので早速使ってみました!

今回はRetype機能の使い方と、実際に使用してみた感想をご紹介していきます。

目次

Retypeとは?

今回ベータ版として新たに搭載されたRetype。
ラスター画像やアウトライン化されたテキストで使われているフォントを識別し
同様もしくは近いフォントを教えてくれるという機能です。

「この画像で使われているフォントを知りたいけど、探すのが大変…」
「(aiデータ上で)どのフォントか知りたいけどアウトライン化されていて判別できない…」


といった経験がある方も少なくないのではないでしょうか?
そんな時にこのRetypeを使えば、フォントを推測して地道に探す…なんて作業も不要になる訳です!

Retypeの使い方

①まずは識別したいフォントが入った画像を選択します。

②画像を選択した状態で [書式] ⇒ [Retype(Beta)] をクリック。

③自動でフォントの識別が始まり
 小さなウィンドウが開いて識別されたフォントの候補が出てきます。

④候補の中でアクティベートされていないフォントは
 その場でアクティベートして使用することができます。

⑤[再入力を終了]もしくは[Esc]キーでRetypeモードを終了できます。


とってもカンタンですね!
一致度が高い順に候補が複数出てきたり
フォントをその場でアクティベートできるのは作業効率も上がって便利です。

テキストツールで入力した文字に適用することも可能!

テキストツールに打ち込んだ文字を
Retypeで識別したフォントに適用させることも出来ちゃいます!

①Retypeで文字を識別後、Retypeモードを解除。
 ウィンドウはそのままの状態で、テキストツールで入力した文字を選択します。

②Retypeのウィンドウから適用したいフォントをクリック。

③選択したテキストのフォントが変わりました!

アウトライン化されたテキストでも識別可能!

アウトライン化されたテキストも識別できます。
操作は先程と同様、識別したいテキストを選択してRetypeをクリックすだけ!
(テキスト以外のオブジェクトが一緒に選択されていても大丈夫です!)

Retypeを使ってみた感想

ベクター画像やアウトライン化されたテキストからのフォント識別は
まさに痒いところに手が届く機能で非常に重宝しそうです。

まだベータ版ということもあり
識別の精度に関しては今後に期待といったところですが、
フォント探しは大幅に効率アップできる機能だと思います!

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