先日、VAIOのVJF151シリーズのノートPCを使って、USB接続のバーコードスキャナからバーコードを読み取る作業をしていたら、バーコードの読み込みに5秒~10秒かかる!
とはいえ、別機種のPCだと1秒未満で読み取れるから単純にPCスペックの問題? と思いながらも念のため原因を探ったところ、バッテリー駆動時に電源オプションのある設定をしていないと発生することがわかりました!

同じVAIOで設定も同じなのに、読み込みが早いやつと遅いやつがあって「なんでじゃ~」と3週間ぐらい悪戦苦闘してました。
電源プランを「高パフォーマンス」に設定
※Windows10の画面で説明します。


まずは外面左下のWindowsアイコンをクリックし、「設定アイコン」をクリックしてください。


システムをクリックしてください。


システム設定画面から電源とスリープをクリックし、「電源の追加設定」をクリックしてください。


電源オプション画面から「高パフォーマンス」をクリックし、チェックを入れてください。
デフォルト設定だと、「省電力」や「バランス」になっているので変更しましょう。
高パフォーマンスは名前の通りパフォーマンスがアップしますが、その分電力消費量が増えてバッテリーの減りが早くなるためご注意ください。



ここまではやってたんだよな~
詳細な電源設定を変更


詳細な電源設定メニューを開きます。
高パフォーマンスの右側にある「プラン設定の変更」をクリックします。


「詳細な電源設定の変更」をクリックすると設定画面が開きます。
プロセッサの電源管理


ズラーっと表示された中から
※CPUのパフォーマンスを細かく決めることができます。
※最小のCPUの性能を決めることができます。
バッテリ駆動時と、電源に接続時でそれぞれ設定が可能です。
※バッテリ駆動時の最小のCPUの性能を決めることができます。
を順番に選択し展開していくと、「バッテリ駆動」が「5%」になっているので「100%」に変更します。
そうすることで、バッテリー駆動時でもCPUを常に100%使用するようになります。



電源の設定が、「電源に接続」と「バッテリ駆動」に別れているのはノートPC特有の設定画面だよ。
因みに、その下にある「最大のプロセッサの状態」は「電源に接続」も「バッテリ駆動」もデフォルトで100%になっているので、設定変更前はバッテリー駆動時だとCPUの性能がPCの使用状況に合わせて5%~100%の間で変動する設定になっていました。
まとめ
バッテリー駆動時でもCPUを常に100%使用するように設定変更してから、バーコードの読み込み時間が電源接続時と同じくサクサクになりました。
ただ、バッテリーの減りは若干早くなったので、いつでも電源に繋ぐことができる環境で作業しています。



電源プランを「高パフォーマンス」にするだけで、PCスペックを制限する系の設定は解除又は100%になっていると思っていたので、実際にこの設定が関係している事が分かったときは目からウロコが落ちました。